聖金曜日協定(1998年)とその実施
1998年4月10日の金曜日、参加者全員の会談によって包括的な合意にこぎ着くことができた。両国政府はその後直ちに新しいイギリス・アイルランド協定に署名し、多党間協議の合意条項、特に憲法改正と新制度創設に関わる条項を実行に移すことにした。
1998年5月22日、アイルランドの国民は南北それぞれで実施された国民投票によって、聖金曜日協定を圧倒的多数で支持した。北アイルランドでは71.1%が和平合意を支持し、南では94.4%が政府の和平合意調印に賛成票を投じた。南北を合わせると有権者の85%が賛成したことになる。これは、1918年にアイルランドの全住民が自らの将来を決定するために投票して以来、初めての国民投票であった。
以降、合意協定の完全実施へ向けた進展があった。両国政府はいくつかの重要な分野(たとえば、準軍事組織の武装解除や、公共機関の安定した包括的運営など)に於ける困難を克服しなければならなかったが、両国の緊密な協力によって進展が見られたのである。
聖金曜日協定(またはベルファスト合意)は11条からなっている。 |