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基本的情報
正式名称:エジプト・アラブ共和国
首都:カイロ;アラブ世界、アフリカ、および中東における最大都市。また、エジプトの工業および商業の中心地でもある。
他の主要都市: エジプト最大の港湾都市アレキサンドリア、ポートサイド、ルクソル、アスワン、ザガジグ、アシュート
面積:1,001,450平方キロメートル(386,662平方マイル)
地理的位置:北緯22-32度、東経24-37度の範囲
人口: 62,966,000 (1996 Census).
公用語: アラブ語
国旗:赤、白、黒の三色、中心に金の鷲
通貨:エジプトポンド=100ピアストル。 1エジプトポンド=約30円(1996年平均)
国祭日:7月23日(1952年の革命記念日)

地理および天然資源

地理的位置:

エジプトはアフリカ、中東およびヨーロッパが交わる、他に類を見ない戦略的に有利な地理的位置にあります。アフリカの北東の角に位置し、北は地中海、東は紅海、パレスチナおよびイスラエル、西はリビア、そして南はスーダンと国境を接しています。

地形:

南のワディ・ハルファからエジプト国内を1,000マイル以上にわたって北流し、地中海に 注ぐナイル川によって、国は4つの広い地域に分けられます:

天然資源:

人口

エジプトで最も人口密度の高い地域はナイル川渓谷地帯とデルタ地帯です。居住地域は全面積の6.0%で、残りの国土の大半は、人がほとんど居住していない乾燥した砂漠地帯です。エジプトの平均人口密度は約60人/平方キロメートルですが、居住地域における実質的な人口密度は平均約1000人/平方キロメートルです。

耕作可能な土地の拡大を目指して、1947年以来包括的な土地開発に取り組んできました。国家政策の基本的目標の一つに、人口の分散と、未開発な地域および天然資源の十分な活用が掲げられています。現在新しい都市に大いなる関心が寄せられており、なかでもシナイと南エジプトの「新渓谷地帯」という経済、戦略の両面で広大な可能性を秘めた二つの地域の総合基本開発計画に、特に重点が置かれています。

気候

エジプトには主として二つの季節があります。11月から4月までの温暖な冬と、5月から10月までの暑い夏です。沿岸地帯の気温は、冬の平均最低気温14℃から夏の平均最高気温30℃までの範囲で変化します。内陸部の砂漠地帯では気温の変化が激しく、特に夏期は夜間の7℃から日中には43℃にまで達することもあります。冬の砂漠地帯はそれほど激しく変化しませんが、夜間には0℃にまで下がり、また日中は18℃にまで上がる場合もあります。平均気温はデルタ地帯から南下するにつれ上昇し、スーダン国境地帯では東西に伸びる広大な砂漠地帯に似た気温となります。南部のアスワンでは、6月の気温は夜間には10℃まで下がり、晴れた日の日中には41℃にまで達することもあります。

カイロの平均気温


12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
最高気温 20 18 21 24 28 33 35 36 35 32 30 26
最低気温 10 8 9 11 14 17 20 20 22 20 18 14
エジプトでは年間降水量が80ミリを超える地域はほとんどありません。降水量が最も多い地域は沿岸地帯ですが、その中でも特に多いアレキサンドリア周辺でも年間降水量は200ミリ程度です。カイロの年間降水量は10ミリを若干上回る程度です。ただし、同市の夏場の湿度は77%にまで達します。しかし、夏以外は湿度は高くありません。カイロ南方の地域の降雨量はきわめてわずかです。

エジプトの気象現象の一つに、春になると国中に吹く砂まじりの熱風があります。ヨーロッパではシロッコ、エジプト国内ではカムシンとして知られているこうした熱風は、通常4月に発生しますが、時には3月や5月に吹くこともあります。